bk

2004
住宅
東大阪市
鉄骨3F建
施工:MHAS.ism

東大阪の工場地帯に建つ中古住宅をリフォームしたもの。
周囲の環境とは全く異なる静かな空間を考えた。
60才前後の夫婦が今後、高齢者社会において自立して生活するための住宅である。

1F 駐車場+書斎
2F LDK+寝室
3F 個室

1. ホームエレベータの設置
 1F〜3FのEVを設置。構造や間取りにより位置が決定。
2. バリアフリー
 1F〜3Fすべて車椅子で移動可能である。
 2F EVを降りると玄関である。
 床一面、同じ素材(サクラ系フローリング)を使用した。
 段差のない、すっきり広い玄関となった。
3. 玄関の採光
 EVにより玄関の位置が決まり、2Fの間取りの中心に位置することとなった。
 真っ暗になりがちな玄関を、プライベートを保ちつつ、明るくすることを考えた。
 ドアの上部〜天井までを、壁ではなくガラスを入れ、玄関の隣に位置する明るい寝室
 やLDより、間接的にやわらかい光を採り入れることができる。

玄関正面の木質系の壁は、その背後にある水廻りへの扉を隠すための<視線をさえぎる壁>である。
また壁の上下に蛍光灯を仕込み、床と天井を照らす<大きな照明器具>でもある。
そして床より20センチ浮いており、ペットにとっては<邪魔にならない壁>となった。


撮影:市川かおり